愛想が尽きたよ鳩山さん!
民主党政権には「非自民党政権」という意味で、わずかな期待を持ち続けたいが、鳩山由紀夫首相には、昨日のオソマツ記者会見をみて完全に愛想が尽きた。本人は恐らく来年3~4月、平成22年度予算の成立と引き換えに退陣するつもりだろう。だが、日本の政治のためにも鳩山本人のためにも、1日も早く首相の座を去り、議員バッジを外すことを求めたい。24日の記者会見は人間・鳩山由紀夫を素でいったものだったのだろう。正直に話したつもりだろう。だからこそ言いたい。あなたは政治家には向いていない。鳩山・石橋家の潤沢な資金をバックに議員バッチを買い続けた政治屋に他ならない。大金持ちお坊ちゃまの政治ごっこで国民を翻弄すべきではないと。
記者会見で鳩山首相は「鳩山辞めろという声が圧倒的になった場合、私はやはり国民のみなさんの声というものは尊重しなきゃならない。そのようのは感じておりますが、そうならないように努めてまいりたい」と答えた。その言やよし。それならば「鳩山辞めろ」の声を圧倒的な国民世論として、この宇宙人に引導を渡そう。後は、小沢一郎がやろうと、菅直人がやろうと、岡田克也、前原誠司がやろうと非自民=民主党政権ならば「よりまし」な政権となるだろう。自民党のように、政権たらいまわしを4年間続ければいい。
自民党・田中角栄の子供たちが、源氏と平家ならぬ自民と民主に分かれて天下取合戦を始めてから15年。シャッポ(首相)は代わるが日本の政治の基本構造はまったく変わっていない。金におぼれ、権力におぼれ、腐敗堕落し、まともな人材は育たずこすからい権力亡者ばかりが拡大再生産される政治の世界。日本の政界をそうさせてしまった大きな原因のひとつは「権力に媚びる政治マスコミ」の存在ではないか。あの記者会見でも突込みが甘すぎる。
25日付の『朝日』の投書欄「声」に「傷心の右京さんに心ない質問」と題した投書が載っていた。富士山で冬山素人の社員を死なせてしまった片山右京氏に詰問調で質問したTVリポーターに「腹が立った」という趣旨だ。確かに、片山右京には詰問するが鳩山由紀夫には詰問調で質問できない政治マスコミ・ジャーナリストの腰抜けぶりには目を覆いたくなる。
一問一答は、取材する側とされる側の真剣勝負だ。ならば、どこの社か聞き取れなかったが「本日の記者会見は内閣総理大臣としてではなく衆議院議員、鳩山由紀夫としての会見と聞いた。その意味するところはなんなのか。本日、議員バッジをつけてないが、そのことに意味があればということをお願いします」という最初の質問からして腰抜けだ。真剣勝負なのだから「議員バッジをつけていないのは議員辞職を決意されているからか」とか、「内閣総理大臣としてではなく衆議院議員としての会見ということは総理を辞職するつもりか」と、泣きそうになっている半落ち相手をとことん追い込むような質問を浴びせるべきだ。真剣勝負の世界では水に落ちた犬は叩くのが当たり前。まして相手は日本の最高権力者であり公人中の公人。片山右京に対してはできて、なぜ、鳩山由紀夫にはできないのか。権力者・金持ちにには卑屈になる体質があるからである。
鳩山由紀夫氏は少なくともこの7年間、政治資金=政治家の生活資金に関して、ウソをつきまくっていた。母親からの12億6千万円もの金を「私腹を肥やしたわけではございません」で世間が納得すると思っているのだろうか。私腹を肥やそうが、筋の悪くない金であろうが、7年間脱税していたことには変わりない。立派な犯罪行為である。それを「知らなかった」では済まされない。われわれは宇宙人の集まりではないからだ。
首相も庶民も法の下に平等ならば、脱税容疑で身柄拘束されたっておかしくない話だ。少なくとも鳩山首相本人の事情聴取は当然すべきである。金丸信の5億円脱税を略式起訴で済まそうとした東京地検は看板にペンキをかけられ、世論の力で金丸起訴に追い込まれた。今回の鳩山処分が第二の金丸事件に発展する可能性がある。そしてそれは、闇将軍・小沢一郎にとって二度目の体験となる。























