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2011年2月25日 (金)

お笑い『朝日』の社説主張

朝日新聞の2月21日付社説には笑った。ふだんは2本掲載する社説を1本に絞った拡大版の見出しは『小沢氏流を超えて 政局政治から卒業を』。例のごとく牛のよだれのように文字が続くが、要は《与野党あげて「政局」政治に没頭している余裕は、いまの日本にはない ……そろそろ、権力闘争にうつつを抜かす政治から卒業する時である》との論説委員会のご託宣である。

私は数十年来「政治を良くする近道は新聞(政治記事)を良くするこ」「新聞の政治記事をまともにさせる近道は『朝日』を良くすること」と考えてきた。しかしその『朝日』の、まるで菅直人なみの「言葉の軽さ」「自己矛盾」「自省心のなさ」に本当に呆れ果てた。あなたたちこそ「政局政治」にドップリ浸かって「政局」を煽っている張本人ではないか。それを言うなら、『読売流を超えて 政局記事から卒業を』だろう。

だいたい当日の記事も、1面トップは「菅内閣、支持率最低20% 「早く辞任を」49%」。それに続く2面の記事など、政局煽りが得意な『読売』も、ハダシで逃げ出すほどの典型的な政局記事だ。いわく、「首相退陣論 続く攻防 首相側 妙案なく平静装うのみ 小沢系 支持得られず動き鈍る」。『朝日』のエディターはこんな自己矛盾にも気づかないのだろうか。
だいたい『朝日』は連日、『首相窮地 民主の乱/前夜、小沢氏「菅ではもうダメだ」/蜂起『先生離党に備え受け皿/強がる首相、妙手なし』『野党、政権崩壊の予感/小沢系16人 造反姿勢』(18日付)、『「首相代えてもいい」/民主幹部、公明に打診』(18日付夕刊)……こんなことばかり書いている。

『朝日』が本気で「政局政治から卒業」を訴えたいならば、上記のような政局煽り記事を一切掲載しないことだ。しかしその結果は予測できる。面白くないからと購読中止が相次ぎ、2010年下半期の部数790万3473部がさらに2番底に落ち込むだろう。『朝日』の幹部もそれが分かっていながら社説では偉そうなことを書く。この自己矛盾を解消しない限り『朝日』には明日がない。

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